開催地移転のお知らせ
2008年3月22日に「港の土曜市」としてスタートした「高知オーガニックマーケット」は、高知県の港湾用地を目的外使用させていただいて、1ヶ月ごとに申請を出しその都度使用許可を受けながら一年半続けて参りました。
しかしオープン当初より、県の港湾管理者からは、ここは港湾用地であるため継続的な使用は認められないので早く移転先を見つけるよう再三申し入れを受けていました。
一方マーケットは毎週必ず来て下さるお客様も増え、いろいろな雑誌にも掲載されたため、県外から来て下さる方や、バスツアーのお客様もぼつぼつ来られるようになり、皆さんに愛されるマーケットに育ってきておりました。
出店者も地元の利用者も、この土地が当分使用の予定がないとのことなので、ここで続けさせてもらえないかと交渉を重ねてきました。このことを聞きつけた多くの方々が、港での開催が継続できないものかと奔走してくださいました。
この間にも出店者は県側から提案された代替地を何ヶ所か見学しましたが、毎週貸してもらえないとか、競馬場などオーガニックマーケットの雰囲気に合わない場所であったりしたため、なかなか移転先が決まりませんでした。
しかしついに9月末までに移転先を決定しなければ使用許可をおろさないという厳しい通告を受け、一時は「中断」という危機さえありました。
しかしつい最近になって提案された県立池公園が駐車場もあり、オーガニックマーケットにふさわしい気持ちのよい場所であったため「市街地から遠い」という非常に不利な面はありますが、そこへの移転を決定いたしました。
今年中は「港の土曜市」として現在の場所で開催いたします。来年1月16日からは県立池公園にて再スタートいたします。
高知県の広報誌「とさのかぜ vol 51 然の号」にもこのマーケット会場の問題を取り上げていただいています。それは行政の柔軟な対応に期待する次の一文で終わっています。
「同じ風は二度とは吹かない。」
不安もいっぱいですが、何とかもう一度同じ風を吹かせてみたいものだと出店者一同新鮮な気持ちで再出発するつもりですので、どうぞ応援してください。
2009年10月30日
高知オーガニックマーケット出店者組合
代表世話人 弘瀬純子
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